History〜小水力発電と中島大の物語

団体概要

設立の経緯

一般社団法人 小水力開発支援協会は、全国小水力利用推進協議会を母体として、2009年1月28日に設立された団体です。小水力発電所の普及拡大や、既存小水力発所の更新・経営改善を支援することを目的としています。

組織構成

団体名 一般社団法人 小水力開発支援協会
設立 2009年1月28日
代表理事 中島 大 全国小水力利用推進協議会事務局長
理事 本橋惠一 エネルギージャーナリスト
監事 入岡利成
所在地 〒170-0002 東京都豊島区巣鴨2-11-4 第三高橋ビル8階
連絡先 Tel:03-5980-7820 FAX:03-5980-7065

事業内容

主として1000キロワット以下の水力発電施設に関する調査設計、事業性評価、計画立案を行います。また、発電事業者や地域の土木コンサルタント等に対して、設計・施工・運転に関する指導・助言もいたします。
業務実施にあたっては、単に当協会が行う業務として受託するのではなく、小水力の開発・運転・維持管理をできるだけ地域内で行えるよう、業務を実施しながら地域に技術者を育てることを目ざしています。また、単に発電・売電するだけでなく、小水力を地域振興にどのように活かすかという視点を重視しています。
発電利用に限定してはいません。直接動力利用のご相談にも応じます。

技術スタッフ

中島 大
中島 大
水の取り回しを考えながら山の中を歩き(走り?)回るのが一番好きなのですが、代表理事として、最近は技術全体を統括する仕事が増えて来ました。
1961年東京都三鷹市出身、1985年東京大学理学部卒
ボランティア活動では、水車をシンボルにして反原発と有機農業を訴える水車むら会議(1980年発足)の活動に1982年から参加。東大エコロジーを考える会や水車むら会議の若手関係者で1988年に分散型エネルギー研究会を設立し、1999年に解散するまで事務局長。その後全国小水力利用推進協議会設立に関わり、2005年7月の設立以来現在まで同協議会理事・事務局長。
職業としては、大学卒業後、農林水産省外郭団体の(財)ふるさと情報センターに7年間勤務。その後分散型エネルギー研究会の仲間と設立した(株)ヴァイアブルテクノロジーに2010年まで取締役として勤務。2009年1月に一般社団法人小水力開発支援協会の設立(2009年1月)に参画し、2010年11月に代表理事に就任、現在に至る。
主要論文:「転換期に来たエネルギー問題」(『経済セミナー』1994年11月号)、「市民事業~共生社会における新しい事業の概念と可能性」(『都市問題』1998年9月号)、連載「環境自治体のエネルギー政策」(『地方財務』2006年8月号~2007年10月号、共著)、「低炭素革命に必要なエネルギー制度設計」(『経済セミナー』2008年9月号)ほか。
小水力発電と中島大の物語
沖 武宏
沖 武宏(技術顧問、非常勤)
事業用小水力発電の考案者「織田史郎」(イームル工業創立者)の下で中国地方の小水力開発を担い、以来半世紀以上にわたって日本の小水力発電の表裏を見てきました。今でも現場に臨み、経験にもとづく指示を出しています。
1941年島根県出身、1958年中国電気学院卒業、イームル工業株式会社に入社。
小水力発電の地点調査業務、電気設計と建設現場責任者を10年間担当、技術営業担当になり電力会社や公営企業の小中水力発電(数千kw)の計画と建設、メンテナンス業務を担当し1993年取締役営業部長となり専務取締役を最後に退任、2005年から同社顧問として全国の小水力発電開発の普及に取り組む。2013年から一般社団法人小水力開発支援協会顧問を兼任。

連携団体

全国の現場に対応するために、各地の団体・企業と連携して事業にあたっています。今のところは受託した案件ごとに最寄りの中間と相談して業務実施体制を構築し、できるだけ近場で対応できるよう業務にあたっています。数年内には包括的な全国ネットワークができるよう、連携体制の強化に努めているところです。

全国小水力利用推進協議会

当協会は、全国小水力利用推進協議会(全国小水協)の活動の中から、個々の事業を実現するために必要となる業務を受託する団体として設立されました。
そして当協会事業の社会的意義については、全国小水協理事から評価・助言して頂く組織構造を持っています。

http://j-water.org/

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